震災３年:不明の愛猫戻る　首輪の電話番号が絆に　「朝日新聞より抜粋」

東日本大震災で行方不明になった猫が約３年２カ月ぶりに

岩手県大船渡市の家に戻り、飼い主山岸さんと再会したのですね。

名前はスイカ。首輪に小さく書いておいた電話番号が絆になったのです。

「お帰り！」。山岸さん夫妻は優しく抱き締めたそうです。

県大船渡保健所によると、スイカは４月初め、山岸さん宅から南に約１５キロ離れた陸前高田市の杉林で保護されました。見つけた人が哀れんで連れ帰りましたが、仮設住宅住まいのため周囲に迷惑がかかると同１０日、保健所に託したのです。

保健所は、引き取り手のない野良猫は処分しますが、人懐こく、首輪も着けていたため「飼い主が現れるかもしれない」と待ち続けたそうです。

保健所の方の機転がありがたかったですね。

そして今月８日、里親募集のため写真を撮ろうとした時、首輪の汚れと思っていた部分に、剛郎さんの名前と携帯電話番号が書かれていることに気付き連絡したそうです。

そして、３年２カ月ぶりの対面。スイカは着けた覚えのない鈴を３個、首輪に下げていたそうです。保健所の獣医師は「餌もない被災地で、厳しい冬を３回も越すのは無理」と話しており、この間、優しい人に飼われていたのですね。

なんて運のいい猫ちゃんなのでしょうか

ご夫妻のお喜びも　ひとしおだったことでしょうね～～♫